一流のオーラ
将棋の藤井聡太さんが、最近竜王になって4冠になったと思ったら、王将の挑戦権も得たそうです。もしかすると来年初めには5冠、しかも10代でです。すごい。
将棋のことなど、駒の動かし方と王将をとったら勝ちというくらいしか知らない私ですが、ここまですごいとついついニュースを追ってしまいます。将棋の戦術はわかりませんが、全国各地をまわって対戦するハードなスケジュールとか、各地の昼食やおやつなど、変なことに詳しくなってしまいました。
そして、大リーグでMVPをとった大谷選手、最近はテニスばかりで野球をあまり見ていなかったのですが、こうなるとこちらも気になる、分業化が進んでいるプロ野球で、リトルリーグや高校野球のようにエースで四番というようなことを、大リーグで実現しています。満票でMVPって本当にすごいことだと思います。
テニスといえば、錦織選手やビッグ4と呼ばれる選手が全盛のころは、面白くて、何とかしてみたいとインターネットを駆使して見ていたのですが、最近はジョコビッチ選手以外の活躍が今一つで、テニスは気になるけれど前ほどではなくなってしまいました。
これらの選手に共通するのは、その競技を極めようとして努力するのはもちろんのこと、純粋に競技を楽しんでいるように見えること。そのオーラが自然と人を惹きつけるということではないでしょうか?
「華がある」という言葉がありますが、人だけでなくアートにもそれがあります。ギャラリーでも華のある、またはその片鱗を感じる作品に出会うことは、少なからずあります。そういう作品が世に広がるお手伝いができるといいなぁと思う今日この頃です。
今週は、「第10回レッドバンブー展」。ジュイエでは4回目の多ジャンルのグループ展です。10回目という節目の展示でさらにパワーアップしています。あちらもこちらも楽しめるこの展示に、是非お越しください。23日まで。